北マケドニアの国旗が旭日旗に似てる?その意外な真実とは

画像:ウィキペディアより

北マケドニアの国旗を見て「日本の旭日旗に似てるな」と思った方もいるかもしれません。
赤地に太陽が放射状に広がるデザインは、たしかにどこか通じるものがあります。でもこれ、日本とはまったく関係のない理由で生まれたデザインなんです。

国旗の裏にあった「ギリシャとの対立」
北マケドニアは1991年にユーゴスラビアから独立しました。独立当初は「ヴェルギナの太陽」という、古代マケドニア王国ゆかりの16本の光を持つ星のマークを国旗に使っていました。


オフリド(Ohrid)の街並みとオフリド湖

ところが、お隣のギリシャが猛反発。「ヴェルギナの太陽はギリシャの歴史的シンボルだ」として経済制裁まで発動する事態に発展しました。結局、北マケドニアは1995年に国旗のデザインを変更せざるを得なくなり、現在の「8本の光が放射状に広がる太陽」のデザインが誕生しました。
このモチーフは北マケドニアの国歌「今日マケドニアの上に」に登場する「新しい自由の太陽」を表しています。旭日旗との類似はあくまで偶然で、「太陽から光が放射する」というデザインは世界中の旗や紋章によく見られる普遍的なモチーフです。
国旗は無関係でも、日本との絆は深い国旗のデザインに日本は関係ありませんが、実は北マケドニアと日本には意外と深いつながりがあります。
その象徴が、日本の建築家・丹下健三です。1963年、北マケドニアの首都スコピエはマグニチュード6.1の大地震で壊滅的な被害を受けました。この復興にあたって、スコピエの新しい都市計画のマスタープランを手がけたのが丹下健三でした。現在でもスコピエでは丹下の功績が広く知られており、2020年には彼を称える記念切手が発行されています。

 


ヴァルダル川

日本は1994年の国交樹立以来、北マケドニアにとって最大の支援国の一つでもあります。ダム建設や医療機材の整備、森林火災対策の技術協力など、幅広い分野で支援を続けてきました。2022年までに医療・学校関係を中心に180件近くの草の根無償支援も実施されており、こうした積み重ねもあって北マケドニア国民の対日感情はとても良好だと言われています。
アニメ好きの若者が日本語を学ぶ国


マケドニア広場

文化面でも両国の距離は縮まっています。北マケドニアでは若い世代を中心に日本のアニメやコスプレ、武道への関心が高まっていて、首都スコピエの聖キリル・メトディウス大学では日本人講師による日本語講座が正規科目として開講されています。高校生も受講できるこの講座では、日本でもおなじみの教科書『げんき』を使ってひらがなから学んでいるそうです。
在北マケドニア日本国大使館もアニメ・漫画イベントや日本映画祭、能の公演・ワークショップ、和食のデモンストレーションなど、さまざまな文化行事を開催しています。外交関係樹立25周年にあたる2019年には、特に多くのイベントが行われました。
遠く離れた小さな国で、日本語を学び、日本文化を楽しむ人たちがいる。国旗が似ているかどうかよりも、こうしたリアルなつながりのほうが、ずっと素敵な話だと思いませんか。

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